プログラミングサービスやってみた比較
サービス作りしようってなったものの実コーディングから離れつつあるので、いろいろと試してみたのでまとめておく。
- THCH::CAMP
- Progate
- Udemy
でははじめに。
行ったコース:
イナズマ(1週間毎日10時間くらいやる)Ruby&Rails
お金:
128,000円
雰囲気:
周りの人と一緒に頑張ろうって感じを想像していた&学生多いイメージだったのですが、場所がそういう場所ではなかったので意外と社会人が多かった。結構年配の方も。メンターは学生が多いようで若い。当たり外れは結構大きいかもしれない。ただある程度経験積んだメンターはしっかり原理とかまで把握していて納得できる説明をしてくれる。
自分はある程度経験があったのでさっくり進んだが、結構苦戦している人も多い印象。あと、Macのスペックや調子が悪くて困っている人がいてかわいそうだった。(Macは持参です。レンタルもあった)
良かったポイント:
・社会人なので、1週間有給とるってことは勇気がいること。なので、覚悟が決まってのめりこめた。10万も振り込んじゃったし、やるぞっていう覚悟を買ったという感じ。
気になったポイント:
・教材は分かりやすかったが、ところどころにミスがあって時間を取られたことが気になった。動画は説明がいまいちだった。(のちにUdemyで動画で勉強して思ったが、Udemyの方が分かりやすい)
次。
オンラインでいろいろな言語が学べる。
お金:
フリーのコースでまだ勉強中。でも月額980円なら払っても良いクオリティ。
使い勝手:WEBとアプリ(201702現在はHTMLだけ)を使ったけれど UIが秀逸。
良かったポイント:
無料のコースも充実しているのでライトに始められる。とりあえず初めての人はアプリからやると良いのではないかなと。「考えるな、慣れろ」的な感じで手を動かして何度も復習するのが良いのでは、と思った。1セクションも短いので本当に手軽。
気になったポイント:
特になし。ただだらけちゃう人や継続が苦手な人は1ヶ月後とかにはフェードアウトしていそう。レベルやランキングがあるからそこにうまく乗れれば良さそう。
※Progateの回し者じゃないですよ。純粋に無料でここまでできるのはすごいと思う。
最後。
いろいろなテーマのオンライン動画で学べるサービス。プログラミングの講座もそこそこある。
お金:
様々だけれどしょっちゅうセールやっている。私はだいたい90%引きで買っているので2000円くらい/1動画 って感じです。私は紙の本大好き派ですが、それよりだいぶコスパが良いです。月額制ではなくて買い切り。
使ったコース:
昨日の記事の通り、webデザインとフルスタックエンジニアコース。
良かったポイント:
購入した動画は分かりやすい。手を動かしながらやるので記憶に刷り込まれやすい。まだ疑問が出ていないのでやっていないけれど、講師に質問も出来るのだそう。何度も言うけどコスパはすごい。評価が良いものは概ね自分のレベルを把握していれば動画自体がダメってことはないと思う。(評価は自分と合うか、になりやすいから自分のレベルを把握している、というのは大事なこと)
だいたい1動画10分以内とかに収まっているので「絶対1日1動画」っていうのも全然できそう。
気になったポイント:
もともと米ユーデミーのサービスでベネッセと業務提携ということで日本にもやってきたことから、日本語の動画は限られていること。英語の読み取り聞き取りに難がない人には特に気になることはないかも。
以上。どれが良いとか悪いとかじゃなくて、自分のスタイルややりたいことに合わせるのが良いかと思います。
個人的なまとめ。
なまけものタイプ→TECH::CAMPイナズマ(月額じゃ行かなくなりそう)
まだプログラミングやるか決めきれていないタイプ→Progate
やりたいコトや言語がある程度決まっているタイプ→Udemy
以上。お疲れ様でした。
サービス作りますが、そのために。
バックグランド的には社会学部のようなところからITの会社に行っていろいろ経て現在メガベンチャーにいるのですが、モノづくりから多少遠ざかっていることと、やっぱりスタートアップ好き!サービス作りやりたい!ってなって今年は考え直しているところ。自分のサービスノートに書かれた作りたいもの、やりたいサービスはもう100は超えてるわ。
しかし、働いているのと自分のペースでやりたいタイプなこと、今の時期はいろいろ可変モードで動きたいのでひとりで作ろうと思いました2018年。となると頭から最後までざっと自分でできるようになりたい。
自分のやれることは、DB周りが中心でRuby,Rails、javaくらい。フロントエンドは中学生の時にやって覚える形式でHTMLとCSS、JSをいじってホームページ作っていたくらいだったので改めて復習したいなと。そしてデザインを今年はやりたい。
そんなわけで、早速善は急げとUdemyで
を購入。1800円という破格でお買い上げ。
HTML5, WordPress, CSS3, Javascript, Bootstrap 4,PHP, Python, MySQLなど盛りだくさんの基礎が学べる。かるーくしかやってない人の復習にも良さげ。ちょっとやっていた人ならすぐ終わりそう。
そういう自分もHTML5はサクッと数時間で完了。実際に手を動かすから思い出せて良い。レビュー書いたらすぐに講師から返信きたや。これもすごい。
ということで、2月はこれやる。終わらせると言ったら終わらせる。
・Udemyのフルスタック講座(上のやつ)
・同じタイミングで買ったWebデザインコース
・ノンデザイナーズ・デザインブック読む
やると決めたら多分早い。
起業をするなら「仕事を辞めずに始めた方がいい」と「退路を断たない方がいい」の違い
続ける人が偉い、と書き残して2ヶ月書かずに過ごしてきたことを反省しつつ、思うところがあり書き残す。
とあるベンチャー(スタートアップではない)の代表の方が
「起業をするなら仕事を辞めずにサイドプロジェクトとしてやった方がいい」
と某SNSで書いていた。
その某SNSでまた別の経営に携わる方が
「起業をするなら退路を断たない方がいい」
と書いていた。
たまたま立て続けにこれを見た私には一つの違和感が。これは似て非なる言葉。
「仕事を辞めずに始めた方がいい」→「なるほど辞めないにしよう」というのはもう少し踏み込んだ方がよさそう。なぜなら人は全て個別の前提を持っていると考えた方がいいからだ。そして人は自分の前提、特に成功体験を元に語りがちだ。
「仕事を辞めずに始めた方がいい」を包括するのが「退路を断たない方がいい」だと思う。退路を断たない、の一つのHOWが「仕事を辞めない」である。後者の方がより個人の前提を広い視点で語っている。(一概に広いのが良いと言っているわけではない。狭く絞った提言の方が響きやすい特徴がある)
退路を断つな、というのはどういうことか。
それを考えればおのずと答えは出てくる。心の安定のため、生活の安定のため、ということであればすでに多くの資産を持っている人や例え一度サラリーマンを辞めたとて戻れる自信やスキルのある人は別に退路を絶ってはいない。仕事を辞めてもいいのだ。
情報発信されるたくさんのHOWをそのまま読み込んではいけない。
HOWは一番楽な考え方だ。物事の課題はWHAT→WHERE→WHY→HOWの順で考えるのが難しい。「人が足りない」という課題に対して「じゃあ採用にしよう」は楽だけどその方法があっているかは分からない。「そもそも"人"が足りないんだっけ?」と考えるのがWHAT。
なんか色々書いたけど、言いたいのはこれだけ。
起業をしたい、サービスを作りたい、事業を起こしたい。そう思った時、まず始めるのは「自分の前提の整理」だということ。人のアドバイスはその人の前提で成り立っていることを忘れてはいけない。
もしも自分の前提の中で、別に心配なことがなければ始めたらいい。行動が一番得るもの多いって、長い間の人類の歴史が物語っているから。
続けた人が偉い。
もうほんとこれ。
続ける人が偉い。
ストレングスファインダーと家族
先日ストレングスファインダーのワークショップに参加。
ストレングスファインダーはなんぞやとかいうところは、いろんなブログやサイトで紹介されているので割愛。本はこれです。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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で、私のTOP5は以下の通り。
1. 戦略性(戦略的思考資質グループ)
2. 内省(戦略的思考資質グループ)
3. 収集性(戦略的思考資質グループ)
4. 学習欲(戦略的思考資質グループ)
5. 達成欲(実行力資質グループ)
他の人に比べて偏りがかなりあった。戦略性はどうかというところはあまりピンとこないが、内省はかなりあるタイプだと自覚している。
資質のグループには「実行力資質」「影響力資質」「人間関係構築力資質」「戦略的思考力資質」の4つがある。
実は人間関係構築力資質は比較的高いのかと思っていたが見事にスルー。それは少し残念な気も。
で、私のことは以上で、考えたかったのがストレングスファインダーというのは全部一人でバランス良い奴なんていないけど、チームならそれが作れるねっていう側面を持っている。ここでスタートアップの組織について考えてもいいのだけど、ビジネス関連についてはどこでもやりそうな気がするので、あえてストレングスファインダーと家族にフォーカスしたいと思った。
家族も組織である。こういうとなんとなく無機質な感じがするけれど生活を守る共同体としての家族として、この資質のバランスはどうなのかという考察。
ちなみに、資質は大きくは変化しないものの後天的要素(環境変化など)によって変わることがある。家族はだいたい上と下で20〜35過ぎ近く年齢差があるので家族の中の誰かが環境変化にさらされていることが多いだろう。となると、「家族で同じように生活しているんだから強みもだいたい同じじゃないの」と言うわけではないと言えるのではないか。
家族でやったらどうなるのかという調査結果とかないのかな。ビジネス組織が昔よりもゆるくなっている(私的化)と思うので、ビジネス組織の横展開が家族にも可能ではないかと思う。そしたら案外、家族の役割分担とかガラッと変わったりしてね。父母子供で役割を果たす他の何かが出来そうな予感。
規律性と達成欲のめちゃめちゃ高い父さんに戦略思考と分析思考の次男が提案するのも案外家族組織としては機能するのではないか、なんて。
いずれにせよ、ほのぼのした家族の内側に、家族は家族で組織としての戦略があっていいと思うのだ。というか、あるべきと言ってもいいくらい。だって、世の中は全員が納得できるような制度にするのは難しいし、ルールを作る人は限られているしから、それなら生きやすく共同体を守るために何ができるかというと、頭を使って考えて、行動に移すことなのだ。
沖縄ラム酒ベンチャーー風のマジム
原田マハさんの「風のマジム」読了。
沖縄の大手企業の派遣社員だった主人公が社内ベンチャー制度にチャレンジして沖縄南大東島のさとうきびを使ったラム酒の会社を立ち上げる話。
ベンチャーに関する小説というのは少ないので興味深く読んだ。あとがきで実在の人物・金城祐子さんがモデルということを知ってなるほどと思った。もともとは沖縄電力の社内ベンチャー制度で設立された会社ということでした。
実際に金城さんが小説のような行動をとったかわからないが、やったことがないことというのは何から始めて良いか分からないということが多い。そして行動するということを頭で考えるのではなく実際にやる、ということを本当に何度もやらなければならない。一度くらいなら始めの熱でできると思う。でも、それが二度、三度とやるのは本当に難しいと思う。
例えば沖縄県産のラム酒を作りたいとなったとき、工場が必要になる。作れる人が必要になる。何もつてがない場合、どうするのか。自分だけではできないことをするというのは本当に大変だ。
特に感じたのは「やれるか分からないけど仲間になってくれ」ということの難しさ。小説の場合は社内ベンチャーの最終審査を通すために具体的に醸造家やさとうきびを提供してくれる農家、作る場所の案を出したいが、醸造家や農家にはまだ通ってもいない案で打診をしなければならない。最終審査でダメだったらダメでした、と巻き込むだけ巻き込んで終わりになってしまう。この気持ちを超える壁というのは大きいだろうなと思った。
小説では無事に社内審査を通すことができ、ラム酒の会社は興され、ラム酒も完成した。いい意味で思い切りのある人、自分を信じて突っ切れる人じゃないとスタートアップもベンチャーも、難しい。
占いスタートアップー統計学ならAIで
最近元占い師という人に出会いました。昔は30分6000円だったそうです。
占いも色々と種類がありますが、「根拠は?」と思うところも。ワクワクするためのものに表立って根拠を聞くのってあんまり白けるけれど、気になるので色々と調べてみる。すると、一説に統計学だと。
統計学というと、私の身を置く業界でいくとそのまま結びつくのがAIだったり機械学習だったりというところ。ということは、占いも機械学習で行けるのでは?と。
と思ったら1年半も前にそんなことを考えている占い師の方のブログを見て、さすがだなと。AIが発達して代わりに占いしてくれたらいいのに、って思っているプロの占い師はきっとプロセス(対面で話すとか、共感するとか、結果をどういう言い方で使えるとかそういう部分)に優位性がある人なんだろうな。
ちなみに、占い市場は1兆円。それにもびっくり。