VCに会いに行ってきた話。
実は先日とあるベンチャーキャピタルへお邪魔してきました。アポを取って、お時間をいただき自分の考えているプロダクトの説明をして色々とアドバイスをいただいた。
そもそもベンチャーキャピタルとは何かというところはネット上にたくさんあると思うので置いておくとして、どうやったらアポが取れるか、というと今の時代、とてもオープンでシードのベンチャーキャピタルはかなりハードル低く受け入れてくれています。サイトでも、twitterでも、情報は探せば探すほどある。プロダクトを作ろうと強く意識し始めてからはどんどん見つかる。
私は誰かの時間をもらうことは結構躊躇する方で、アポを取ってから行くまでの間はどうにかそのアポ時間が相手の無駄にならないようにと願いながら準備をし、簡単ではあるけれどkeynoteで資料を作って持って行った。結果的に良かったと思っている。資料がなくて空で話すなんておそらく無理だし、正直これでも足りなかったなと思っている。甘かった。
「アイディアレベルでOK」というのは、手ぶらで来ていいってことじゃなくて、「アイディアレベルを完璧に伝えられる準備してきて」ってことだと思って良いと思います。優しい言葉に甘えすぎてはダメ。自分への反省も込めて、先方はガチのビジネスとしてベンチャーキャピタルというお仕事をされているということを意識して伺うのが良いなと思います。私は自分の考えていた構想がうまく伝えられなくて、途中で諦めてしまったところがあった。その時点でダメだった。
丁寧に色々な助言をくださったり、業界や世の中の流れは理解されている、との言葉ももらったけれど、課題の深堀りが甘いということを強く意識し、私の中でもう一度練り直しフェーズに戻った。
一発で「やりましょう」なんてことにはならないと思っていたし、ベンチャーキャピタルの方もそうおっしゃっていた。負けないで進んでいこう。本業が忙しい、は本当にいいわけ。頑張ろう。
仲間はどこにいる?
最近、一緒にサービスを開発してくれる仲間を探していろいろな人に会っています。とは言っても、「一緒にやりましょう」とは言っていません。なぜなら、やっぱり初めは信頼構築からだと思うからです。
相手にとっての私、私にとっての相手。それぞれどんな人かもわからないのに、スタートアップという極めて密で狭く、少ない人数で動く場にお互いに良い感情を持てるか、というのはとても大事です。
一人でやるのか、仲間とやるのか。それはいろいろ迷って仲間を探すことにした。いわゆる共同ファウンダーを誰にするかという問題が一つ。そしてサービス開発を一緒にやってくれる仲間を誰にするかという問題が一つ。
私はできたらコーディングをやったことがある人、もしくは仕事でなくても自発的に学びに行ったことがある人が良いなと思っています。なぜなら、システムを作る大変さを知っている人は、作る人をリスペクトできると思うからです。
コーディングをしたことがあることが偉いとか、そういうのではなく、ITを商品とするのでこのように考えています。スキルというより、探究心。そのプロダクトを知りたいと思うか、というところなのだと思います。
ITは間違いなくインフラになっています。これまでインフラと言ったら電気、ガスといったものですが、これらの作り方は一部の人しか知りえません。が、ITはめちゃめちゃオープンです。インターネットにつながる人であれば誰もが手を伸ばせば作り方を知ることができます。
何か脱線しそうだったので、戻りますが、まあまあ書いてしまったので実際に私がやっている仲間探しの話はまた次回。
興味がある方はTwitterでDMいただけると幸いです。UI/UXに想いのある方、iOSエンジニアリングで新しいことをやりたい方、一度お話しさせていただきたいです。ご連絡お待ちしています。
エンジニアやデザイナーはどこにいる
大前提として、ITを用いたプロダクト開発を非エンジニアが主導で始めるとき、エンジニアはどこだ問題があると思う。
私の場合はちょっと微妙で、まあ一応書けるが、コーディングを本業としていたのは少し前なのでちょっと迷うところである。他のひとがどうやっているのか気になって色々探してみたが、結構同じことで悩んでいる人は多いように見えた。
結論から言うと、こういう選択をした。
前にお世話になったエンジニアに声をかけた
(でもこれができるだけでも幸いなのかも。本当に非エンジニアの人は周りにエンジニアひとりもいなさそうなのでネット上や勉強会ではじめましての方と出会うしかない。でもそれは信頼関係構築に時間がかかるだろうか少し難易度が上がるだろうな)
↓
「(僕はデザインはやっていないので)エンジニアよりデザイナーが先に必要」
↓
デザイナーは知り合いいないので見つけることはするのだが、見つからなかったらいつまでもプロダクトは進まない。じゃあ自分でやろう。
↓
今の時代、困ったことはだいたい誰かが解決にかかっているので探せば出てくる。デザインツールは豊富。紙で書いたプロダクトの画面遷移図をツールで作成中。(今ここ)
エンジニアに作りたいものを説明するときに、リーンキャンバスで持っていたのだけど、恐らく人によってはプロダクトイメージの方が良かっただろうなと思った。最終的にそのエンジニアは「僕はプロダクトは実は何でもよくて、面白い人と働けるかどうかでジョインを決めているから」と言っていたけど。
彼は最後、「僕にできることがあれば行って欲しい」と言ってくれた。